好き嫌いが激しいけどどうしたらよいの??
お子様の食に関してのお悩みで多いのが「好き嫌い」です。
こどもの好き嫌いは本能に基いている事が多くあります。
と言うのも、私たちは「苦いもの・えぐみのあるもの=危険・毒」と本能的に判断します。 ですので、苦味やえぐみ、青臭さが目立つピーマン、トマト(完熟していない固めのもの)、生のにんじん、セロリ、パセリなどは嫌いな食べ物の上位にいるのです。
しかし、嫌いな食べ物は工夫次第で食べられるようになることもあります!
好き嫌いがあるこのためのおすすめの工夫方法
小さく切ったり、すりおろしたりして形をなくして他の食べ物に混ぜる。
好き嫌いの原因として、「見た目」や「食感」も大きく関係します。 例えば、しいたけのクニュっとした食感、ピーマンの濃い緑色、にんじんのかたさなど。これらは小さく刻んで何かに混ぜる(例:ハンバーグ、つみれ)と知らない間に食べられていた!ということも!
しっかり加熱する。
加熱により、酸味や苦味が薄れ、旨みが際立つものも多くあります。
例えば、トマト嫌いなお子様が、ミートソースやトマト煮込みなど加熱したものであれば食べられる、生のだいこんは嫌いでも、おでんの大根は大好き!など。
味の濃いものに混ぜる。
嫌いなものを単体で食べさせるにはとてもつらいことですが、大好きなビーフシチューやクリームシチュー、ハンバーグ、餃子など、味がしっかりとしているものに混ざっていると食べられる場合もあります。
など、方法は様々です。
また、家族が美味しそうに食べる、というのも大切なポイントです。さらに嫌いな食べ物を食べる事ができたら、たくさん褒めてあげましょう!
管理栄養士 磯村優貴恵 プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
- 資格
- 管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター、幼児食アドバイザー